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ITIL成立のバックボーン
このコーナーではITIL成立のバックボーンについて、考えてみたいと思います。
2つのバージョン
ITILには主に2つのバージョンが存在します。1つはバージョン2(以下、V2)であり、もう1つはバージョン3(以下、V3)であります。V2は、社内情報システムについての成功事例(ベストプラクティス)がメインに記されています。そしてV3のほうでは、V2の内容に加えて新たに、アウトソーシングも意識した内容が記されています。ちなみにアウトソーシングとは、コアビジネスに集中したり、コスト削減を行ったりする為に、専門的能力やノウハウを持った業者に委託することを意味します。それではITILの2つのバージョンについて、さらに詳しく述べていきたいと思います。
V2について
ITILのV2の大きな特徴は、ひとことで言えば、プロセスアプローチと成功事例(ベストプラクティス)による業務の効率化なのであります。この2つの要素は、ITILを活用する様々な企業において、業務効率化の要となるものです。
V3について
ITILのV3の書籍は、英国出版局より2007年5月30日にリリースされました。現在でも主流になっているV2と比較した場合の、もっとも顕著な相違点は、V2が個々のプロセスに主眼を置いて解説しているのに対し、V3ではライフサイクルに主眼を置いて解説している所であり、これはライフサイクル・アプローチと呼ばれています。またITILによるプロセスも増加されています。